「僕たち次第で、憧れのチームになれる」名古屋オルクス・佐々木祐希キャプテンが語るXHLの可能性

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XHLセカンドシーズン、名古屋オルクスは今週末の9月20日(日)、邦和みなとスポーツ&カルチャーでホーム開幕戦を迎えます。今季、チームのキャプテンを託されたのは、DF21・佐々木祐希(ささき・ゆうき)選手。日本のオフシーズンにはオーストラリアのリーグで戦い、9月12日の滋賀ブルーライズIHC戦からチームに合流すると、いきなり2アシストを記録しました。アジアリーグでも長くプレーしてきた34歳に、海外で得た経験と、キャプテンとして描く名古屋オルクスの未来をうかがいました。

「チームが別人になった。オーストラリアで学んだこと」

――おかえりなさい。オーストラリアでは、どんな経験をされましたか?

ただいま、ありがとうございます。本当に、すごく勉強になることが多かったです。

僕が合流したとき、チームはちょうどプレーオフに進めるかどうかのギリギリの位置にいました。最初の練習に参加したときに「雰囲気が悪いな」と感じて、その週の試合では案の定、7失点ぐらいして負けたんです。そこから、11連勝しました。勝ち続けているときのチームは、まるで「別人」のようでした。それを経験できたのは、すごく大きかったです。

うまくいかないときに、すぐ行動を起こすベテランがいたんです。みんなを集めて、「プレー中に文句を言うこともあるけど、俺たちはチームだよね。みんなで同じところを目指しているんだよね」と。そういうリーダーシップのある選手、結果でチームを引っ張る選手。そのすべてが勉強になりました。

――その中で、佐々木選手自身はどんなことを心がけていたのですか?

とにかく守って、すぐにフォワードにパックをつなげる。本当にシンプルなプレーです。だから気持ちも楽で、すごく楽しくプレーできました。

最後にチームメイトたちが、僕の人間性も含めて「お前は”アブソリュート・チャンピオン”だ」と言ってくれて、「来年もぜひ来てほしい」と声をかけてもらえたのは、すごく嬉しかったです。

――オーストラリアと日本のアイスホッケーは、どんなところが違いますか?

オーストラリアには、海外から来る選手がすごく多いんです。そういう選手たちは、個々のスキルでプレーを作っていく。日本はどちらかというと、みんなで規律正しくパスを回して、みんなで走っていくのがスタイルだと思います。

よく「どっちがレベルが高いの?」と聞かれるんですけど、スタイルが全く違うので比べられないですね。オーストラリアは、個々の力を集めたチームが一つにまとまったとき、本当に止まらないくらい強い。僕が行ったチームは、みんな本当に仲が良くて最高でした。

実は僕も、行く前は少し甘く見ていた部分があったんです。でも最初の週の2試合で「これはまずいな」と思ったのを一番覚えています。ハイライト映像だけでは分からない。実際にやってみると、本当に難しかったです。

「チームは、自分を映す鏡」

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――今季から、名古屋オルクスのキャプテンを務めます。キャプテンに指名されたのは、いつだったのですか?

オフシーズンの契約の時期です。監督が僕の職場まで来てくださって、契約の話の中で、一番最初に「キャプテンをやってほしい」と言われました。

「本当に僕で大丈夫ですか」と聞いたんですけど、「佐々木でお願いしたい」と言ってもらえたので。そこで、気合が入りました。

――キャプテンとして、どのようにチームを引っ張っていきたいですか?

「チームは自分を映す鏡」じゃないですけど、まずは自分がしっかりやる。みんなのロールモデルになれるようにやっていく、というところです。僕自身が一番やらないといけないと思っていますし、そのうえで、みんなで一緒にやっていきたいと思っています。

名古屋オルクスは本当に成長していますし、まだまだ成長できるチームです。チームの成長とともに、僕自身も成長したい。それと、今はキャプテンですけど、次のキャプテンを育てて「バトンを渡す」という役割もあると思っています。だからこそ、まずは自分がしっかりしないといけない。自分に集中してやっていきます。

――9月12日の滋賀ブルーライズIHC戦で、今季初めて試合に出場しました。手応えはいかがですか?

久しぶりの日本のアイスホッケーだったので、オーストラリアとはスタイルが全く違うところに、多少のやりづらさは感じました。でも新加入の選手も入っていますし、これからシーズン後半に向けて、どんどん良くなっていくと感じています。

滋賀もすごく盛り上がっていましたね。昨シーズンと比べてもお客さんがたくさん入っていて、歓声もすごく大きくなっていました。試合も途中までは1点差に詰められる展開で、正直「滋賀も強くなったな」と思いました。滋賀の選手は本当に一生懸命で、そこは僕たちも学ぶべきところだと思っています。

「僕たち次第で、憧れのチームになれる」

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――アジアリーグでも長くプレーされてきました。XHLには、どんな可能性を感じていますか?

もちろん、差はあります。正直に。でも、「その差は可能性」だと思っています。

アジアリーグでは月曜日から金曜日まで練習があって、氷上とトレーニングを合わせて、朝から昼前までみっちりやります。僕たちには仕事もありますし、氷上練習は週に3回。練習量の違いはあります。

ただ、本当に「僕たち次第」という部分がすごく大きいと思っています。名古屋オルクスは、フロントの皆さんの努力でチームがすごく大きくなっていて、その魅力に惹かれて、今年もいい選手がたくさん入ってきました。これからも、若い選手がどんどん入ってくると思います。

そのうえで、みんなが憧れるチームになれるのか、普通のチームで終わるのか。僕たちが想像もしていなかったところまで行けるのか。それは僕たち次第で決まってくる。だから、とにかくベストを尽くすこと。チームが良くなるために、やれることは全部やる。監督やオーナーともコミュニケーションを取りながら、どんどんチームを良くしていく。その繰り返しです。やりがいもすごく感じていますし、責任も感じています。

――いよいよホーム開幕戦です。名古屋のファンの雰囲気は、いかがですか?

もう、最高ですね。客席を見ると、知っている顔もたくさんありますし、その方たちが新しいファンを連れてきてくださっている。それもすごく増えています。

試合後にファンの皆さんと交流する機会があるんですけど、小さな女の子が「頑張ってね」「いつも応援してるよ」とお菓子をくれたり、小さな子が僕のユニフォームを着て応援してくれたり。小さな子どもたちが前に出てきて応援してくれる姿を見ると、本当に力になりますし、嬉しいです。

――今季の目標を教えてください。

個人としては、「チームを勝利に導く活躍」をテーマに、ベストを尽くします。僕は個人の数字には全く興味がないんです。チームが勝って、最後に優勝できれば、それで評価されると思っているので。

チームとしては、まず優勝すること。そのために何が必要なのかを、みんなで一つずつ積み上げていきたいです。そして、優勝した先の景色も見てみたい。オーナーは本当に、僕が想像しているよりもずっと大きなことを考えている方なので、「優勝がゴールじゃない」と思わせてくれるんです。

名古屋オルクスは、型にはまらなくていいチームだと思っています。新しい何かを見せていける。ゆくゆくは「オルクスに行きたい」と思ってもらえるようなチームになれたら、すごくいいなと。名古屋で、名古屋オルクスという存在は本当に大きくなっていくと思いますし、「名古屋オルクスがアイスホッケーを変える」くらいになるのが楽しみです。そうなれるように、頑張っていきます。

――最後に、名古屋オルクスのファンの皆さんへメッセージをお願いします。

名古屋オルクスのファンの皆さん、ただいま! いつも応援ありがとうございます。今週末、9月20日(日)にホーム開幕戦があるので、ぜひ皆さん、応援しに来てください。よろしくお願いします!

オーストラリアで「アブソリュート・チャンピオン」と呼ばれたキャプテンが、ホームの氷に帰ってくる。名古屋オルクスのホーム開幕戦を、ぜひリンクで。

名古屋オルクス ホーム開幕戦

2026年9月20日(日)17:00 faceoff

名古屋オルクス vs 滋賀ブルーライズIHC

邦和みなとスポーツ&カルチャー

チケット購入: https://w.pia.jp/t/orques/

全試合日程: https://xhl.jp/games/

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