2025年10月に産声を上げたXHL(EXTREME ICE HOCKEY LEAGUE)。2シーズン目となる2026-2027シーズンは、オリジナル3である東京ワイルズ・名古屋オルクス・滋賀ブルーライズIHCに加えて、釧路市をホームタウンとする北海道GRUS(北海道グルス)が加わって“X-PANSION(エクスパンション/拡大)”!!
対戦する組み合わせが広がり、昨季以上の激戦が展開されることは間違いなし! XHL初年度チャンピオンに輝いた東京ワイルズもうかうかしてはいられません。
そんな2026-2027シーズンのXHLにおける勢力図を、XHLネット中継の解説でもおなじみ、長野オリンピック日本代表DFの三浦孝之さんに分析していただきました。
これを読めば今シーズンのXHLの注目選手、見どころがバッチリ分かりますよ!
個性がそれぞれ違う、4チームの戦いに注目せよ!
――いよいよ8/22(土)に“X-PANSION”なったXHLセカンドシーズンが開幕します。今シーズンは北海道GRUSが加わって4チームになりました。開幕戦が待ち遠しいですが、三浦さんはまずどんなところに注目していますか?
昨シーズン以上に各チームごとの戦力差が少なくなり、より僅差で競り合う展開が増えると思います。その中で、各チームがどれだけ自分たちのチームカラーを貫いて戦えるか? 個性がそれぞれ違う4チームがぶつかり合いますから、より驚きと感動を味わえる、アイスホッケーの魅力が詰まった試合が多くなるのでは? とにらんでいます。
――各チームとも新戦力がラインナップに登場し、戦力が大幅にアップしている印象ですが三浦さんが注目しているチームは?
名古屋オルクスはオフシーズンにかなり積極的な選手補強を行っており、チーム力がグーンとアップしていますね。特にディフェンスのメンバーが凄い。トップリーグであるアジアリーグアイスホッケーのチームから川村一希選手、務台慎太郎選手と実績あるプレーヤーが移籍してきましたし、昨季も守りの要として大活躍した佐々木祐希選手はこの夏オーストラリアのリーグを舞台にさらにパワーアップを果たしました。フォワードもアジアリーグから石井秀人選手、ワイルズから青山晃大選手と得点力のあるメンバーが加わって攻撃の迫力は増しています。それから、中屋敷侑史選手とバトゥ・ゲンドノフ選手は身体も大きくパワーもスピードも兼ね備えたまさにワールドレベルのコンビですから、相手チームには相当な脅威です。オルクスの目玉選手であり、主力中の主力ですね。
――優勝を本気で取りに行く補強ですね。いっぽう、昨シーズン見事に初代チャンピオンに輝いた東京ワイルズはどうでしょうか?
東京ワイルズも相変わらず高い総合力をキープしています。昨季のMVP・池田一騎選手の決定力、脅威の運動力を誇る昨季のアシスト王・越後智哉選手が健在ですし、新加入選手もアジアリーグで実績充分の松渕雄太選手、北海道の強豪社会人チームで主力を張っていた矢島翔吾選手という新人らしからぬ実力者が加わりました。齋藤毅監督は「フォワードが守りをおろそかにしないでどれだけハードワークできるかがカギ」と話していましたが、そのあたりの意識の高い選手が多く、攻撃と守備が一体となった流れるようなパスワークからゴールに繋げる、洗練されたプレーが何度も披露されるはずです。
それからリーグでも有数のテクニックを誇る寺尾裕道選手、プロ24年目を迎えてもフィットネスが衰えず円熟のディフェンスを見せる河合龍一選手などレジェンドが健在ですから、やはり今季も優勝争いの中心になることは間違いないです。

――滋賀ブルーライズIHCも着実に進化していますね
滋賀ブルーライズIHCは東京や名古屋とはまた違った、地域密着型のアプローチでチーム作りを進めていますが、昨季1シーズンの戦いを通じて地元出身選手の実力が底上げされてきていますね。関西大学で同学年でもトップの実力を見せていた山根早加選手を新人として獲得し、攻撃力のアップが着実に進んでいます。
昨シーズンはチーム代表も務める佐曽谷哉太選手に負担がどうしてもかかるシーンが多かったですが、大南陽都選手が新キャプテンに就任、村上大雅選手や飯田詩音選手などが成長して攻撃を支えるようになっています。また昨季途中から加入した篠原璃駆選手、熊谷朋選手がチームにフィットしてきていますので楽しみですし、福井健太郎&進之助の兄弟プレーヤーにも注目です。地元出身選手を大事に育てていくというチーム方針には好感が持てます。白星も確実に増えるのではないでしょうか。
――そして注目の新規参入チーム・北海道GRUSですが、選手ラインナップをご覧になってどんな印象ですか?
やはりホームタウンである釧路出身の選手が多いですが、なかでもクレインズでプレーしたトップリーグ経験者がチームに加わっているのは大きいですね。葛西純昌選手、荒木翔伍選手はクレインズでの経験を多くの若い選手に伝えていける存在だと思います。またトップリーグ経験者である根岸一喜選手も加入するなど、新規参入ながら決して侮れない攻撃力がある。それからキャプテンでゴールキーパー(GK)の加藤陸選手は並々ならぬ情熱でチームを引っ張っていると聞いているので、相当な団結力を持ってXHLに乗り込んでくると思います。
釧路は歴史的にも名選手をずらりと輩出してきたアイスホッケーの街ですが、そこにトップチームが一時無くなったことでジュニア世代が目標を見失ってしまった、という弊害がかなりあったとも思うんです。そんな状況だった釧路に、2年のブランクを埋めて、この北海道GRUSという上を目指すチームが発足した。子どもたちに身近な目標ができて、釧路のアイスホッケー=日本のアイスホッケーを立てなおすという意味では非常に大きな一歩となると思いますので、期待したいと思いますし、スキルの高い選手も揃っているので、初年度から結構良い戦いを見せてくれると思います。
――シーズンは来年2月まで続く長丁場ですが、どんな展開になりそうですか?
優勝争いでは東京ワイルズと名古屋オルクスが半歩リード、横一線から少しだけワイルズが先頭を走っているという感じでしょうか。そして滋賀ブルーライズIHCと北海道GRUSが追う展開です。とにかく開幕戦から東京ワイルズ vs 名古屋オルクスの直接対決ですから、シーズンの主導権を握るためにも両チームとも絶対に負けられない戦い、です。
――もう開幕戦からライバル同士、バッチバチの激突ですね
開幕戦からお互いの「勝ちたい」という気持ちがぶつかり合う試合になることは間違いないです。開幕戦には昨シーズンにアジアリーグで大活躍した磯谷奏汰選手が名古屋オルクスの一員として期間限定加入しラインナップに加わりますから、彼のスピードと強烈なシュート力は絶対に見逃さないでください。攻撃力を上げてきた名古屋オルクスに対して、東京ワイルズの選手たちがどう迎え撃つか? と考えると心からワクワクしてきます。
開幕戦はGAORAでのインターネット中継の解説を私が担当させていただく予定ですが、私自身、XHLのセカンドシーズンはどんな形で開幕するか、どんな素晴らしいプレーが飛び出すか楽しみでなりません。4チームの熱い戦いに期待したいですね。
さあ、興奮の瞬間はもうすぐ。白熱するXHLセカンドシーズンの戦いを見逃すな!
XHL開幕戦は8/22(土)。東京ワイルズ vs 名古屋オルクス戦が西東京・ダイドードリンコアイスアリーナで14:00フェイスオフ!
開幕戦のチケットはこちらのリンクで⇒ https://w.pia.jp/t/wilds/
涼しいアイスアリーナで真夏に開幕する、“X-PANSION”がなされた「XHLセカンドシーズン」を思いっきり楽しんでください!
XHL2026-2027シーズンの全試合日程はこちら
🎟 チケットはこちら
・チケットぴあ 販売サイトURL
北海道グルス ホームゲーム>https://w.pia.jp/t/grus/
東京ワイルズ ホームゲーム>https://w.pia.jp/t/wilds/
名古屋オルクス ホームゲーム>https://w.pia.jp/t/orques/
滋賀ブルーライズIHC ホームゲーム>https://w.pia.jp/t/bluerise/
取材・構成/XHL広報チーム