名古屋オルクスが第 1 ピリオドに奪った4 連続得点で主導権を握り、7-4 で今季初勝利を挙げた。ホーム開幕戦を迎えた滋賀ブルーライズ IHC は、新加入の山根早加がハットトリックを決め、最後まで会場を沸かせた。
名古屋オルクスは青山晃大がショートハンドの独走弾を含む 2 ゴール。滋賀ブルーライズ IHC は山根早加の 3 得点で一時 1 点差まで迫り、ホーム開幕で意地を見せた

滋賀ブルーライズ IHC が今季初戦、ホーム開幕戦を迎えた。舞台はホームの木下カンセーアイスアリーナ。対する名古屋オルクスは、開幕戦で昨季王者の東京ワイルズに 2-3 で敗れており、この一戦に今季初勝利をかけていた。
先に動いたのは名古屋だった。第 1 ピリオド 3 分 02 秒、ゴール前に人数をかけた攻撃から神山太一が決めて先制する。アシストはバトゥ・ゲンドノフと務台慎太郎に記録された。6 分 58 秒にはゴール前の混戦から山村旭飛が押し込み、0-2 とリードを広げた。
17 分 06 秒には、この試合の流れを決定づける 1 点が生まれる。滋賀のパワープレー中、パスをカットした青山晃大が単独で持ち上がり、ゴールテンダーとの 1 対 1 を落ち着いて制した。数的不利の状況から奪ったショートハンデッドゴールだった。
さらに第 1 ピリオド終了まで残り 15 秒となった 19 分 45 秒、中屋敷侑史が角度の難しい位置から決めて 0-4。名古屋が 4 点のリードを持って最初のインターミッションを迎えた。
それでもホームの滋賀は下を向かなかった。第 2 ピリオド開始から 1 分 26 秒、小林大介のアシストから山根早加が決めて、チームの今季初ゴールをもたらす。続く 4 分 31 秒には、渡久山勝炉希が相手ディフェンス 2 人を引きつけてから出したパスを小林が決めて 2-4。わずか 3 分あまりで 2 点を返し、第 2ピリオドは滋賀がスコアを動かして終えた。

第 3 ピリオドに入ると、再び山根が主役になる。6 分 55 秒、アタッキングゾーンへ自ら持ち込んでゴールを奪い、3-4。1 点差に詰め寄った。
しかし名古屋はすぐに応戦する。わずか 34 秒後の 7 分 29 秒、鍜治優将がディフェンスをかわして放ったシュートがゴールに吸い込まれ、3-5。滋賀に傾きかけたモメンタムを、すぐさま引き戻した。
それでも山根は止まらない。12 分 15 秒、パックを奪ってから素早く放ったシュートで 4-5。デビュー戦でハットトリックを達成し、滋賀は再び 1 点差に迫った。

試合を決めたのは、名古屋の 14 分 54 秒のゴールだった。廣田恵吾の展開に青山晃大が最後に合わせて4-6。この日 2 点目を挙げた青山のゴールを受けて、滋賀はタイムアウトを取る。だが 17 分 37 秒、パワープレーのチャンスでゴール前に立った川村一希が決めて 4-7 とし、勝負は決した。
名古屋は第 1 ピリオドの 4 得点に加え、ショートハンデッドとパワープレーの両方で得点を奪い、今季初勝利をつかんだ。一方の滋賀は、ホーム開幕戦を白星で飾ることはできなかったものの、山根のハットトリックを軸に一時は 1 点差まで追い上げ、新シーズンへの手応えを示した。8 日後、今度は名古屋のホーム・邦和みなとスポーツ&カルチャーで、両チームは再び顔を合わせる。

<PLAYER&STAFF コメント>
【滋賀ブルーライズIHC・山根早加選手】
――敗れたとは言え、滋賀ブルーライズの成長を示すような内容でした
「開幕戦ということで第1ピリオドはうまく行かず失点が重なりましたが、第2ピリオド以降はしっかり戦術から動きを立て直せたことはチームにとっても個人としても自信に繋がったと思います。ただ、課題もかなりあると思うのでそこを来週のアウェイ戦までに調整していきます」
――ハットトリックとなる3得点でした
「 他の選手が守って自分にパックを集めてくれていたので、自分が決めないと、と思っていました。結果的に3ゴールを決めることができたのは自信には繋がりましたが、それ以外の個人的な課題も見つかったのでそこは次の試合までに改善し、アウエーでのオルクスとの再戦に臨みたい。チーム一丸となってぶつかっていきたいと思います」

【滋賀ブルーライズIHC・内山健太監督】
――チームの成長を示す試合内容でした
「第1ピリオドに4失点しましたが、そこでチームの心が折れなかったのが大きかった。第1ピリオドはホーム開幕という部分で固さもあったのですが、第2ピリオドを前にチームで話し合い、内容を修正して臨めました。攻めでも守りでもまだまだ改善することは山ほどありますが、一定の光が見えてきたことも事実。まだまだできることがウチのチームにはあるので、ぜひとも次の試合で爆発させたいと思っています」
――ルーキー・山根選手が活躍しました
「確かに彼は凄かったですね、良い仕事をしてくれました。ただ、チームの選手たちは今回彼の活躍を受けて『俺も目立ちたい』と凄く刺激を受けています。山根の活躍が良いカンフル剤になっていますね。山根に刺激されて、また別の選手が次戦で良いプレーをしてくれるんじゃないかと私自身も楽しみです」
――会場も大きく盛り上がりました
「観客席からの熱はわれわれのベンチにも届いていました。本当にビックリするくらいの応援をいただけて感謝しています。チアや応援団などがいない滋賀ブルーライズIHCですが、皆さんからの自主的な盛り上がりであそこまでの雰囲気になるのかと感動しました。子どもたちもみんな声をからして声援に加わってくれて。滋賀らしい応援のスタイルができつつあるのかなとも思います。ぜひその声援にこれからもプレーで応えていきたいです」
【名古屋オルクス・佐藤育也監督】
―――試合を振り返っていかがですか?
「試合の入りからしっかりと自分たちのオルクスのプレーをしていこう、という話をしていましたが、選手たちはそれを遂行してくれて、序盤から得点を重ねられたのは非常に良かったと思います。ただ中盤から終盤にかけては、足を動かしたプレーと表現されるのですが、積極的に運動量を増やしよく走ってくる滋賀のプレーに対して振り切られる場面がいくつかあり、ディフェンスの連携が乱れたスキを付かれたので、その点は反省点として次戦までに修正したいと思います。最後はGKの丹治を中心によく守ってくれました」
―――次戦に向けては?
「やはり滋賀ブルーライズIHCさんが総合的に力をあげてきているな、と感じた試合でもありました。滋賀さんのやりたいことがプレーではっきり見えたので、それに対してはしっかりと対策を取っていきます。今日の試合では滋賀のチームがお客さんと一体となって素晴らしい盛り上がりを見せていたので、次の名古屋オルクスのホームゲームでは、我々もファンの皆様とともにより熱く盛り上がった雰囲気でお返しをしていきたいと思います」
【名古屋オルクス・青山晃大選手】
――開幕戦に続いてゴールを決めました。さらに今日は2得点です
「自分の2点でチームに勢いを持ってくることができたと思います。あと自分の2点目(オルクスの6点目)に関しては、その前に自分のミスから滋賀の得点に繋がってしまっていたので、その時点から『自分のゴールで1点でも良いから取り返す』と強く思っていたので、取り返すことができ、そこは良かったです」
――これでチームの得点王となりました。9/20ホーム開幕への意気込みをお願いします
「今日勝つことはできましたが、課題はたくさん見つかりました。そこをしっかりフィードバックして、次の試合でも勝つこと。そして内容面でもファンの皆さまに驚きと感動を与えられるようなものを求めて試合に臨みたいと思います。良い試合にします。ぜひ応援をお願いします」
9/20(日)は名古屋・邦和みなとスポーツ&カルチャーで両チームが再戦!
NEXT GAME 2026 年 9 月 20 日(日)17:00 FaceOff
名古屋オルクス vs 滋賀ブルーライズ IHC
邦和みなとスポーツ&カルチャー
チケット購入は⇒ https://w.pia.jp/t/orques/
・チケットぴあ 販売サイトURL
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東京ワイルズ ホームゲーム>https://w.pia.jp/t/wilds/
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