「自分がどれぐらい通用するのか、楽しみ」滋賀ブルーライズIHC・山根早加選手

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滋賀ブルーライズIHCに今シーズン新加入したFW山根早加(やまね・はやか)選手。関西大学を卒業後、会社員として1年を過ごし、XHLの舞台に飛び込んだ23歳です。9月12日(土)のホーム開幕戦を前に、XHL挑戦を決めた理由と、働きながら氷上に立つ、今の思いをうかがいました。

「自分がどれぐらい通用するのか、楽しみ」

――いよいよ土曜日に開幕です。今の率直な気持ちを教えてください

やっぱり、楽しみな気持ちが一番強いですね。自分なりに準備してきて、体もそれなりに調子はいいなと感じているので。社会人で1年ブランクはあるんですけれども、自分がXHLの舞台でどれぐらい通用するのか? そこは本当に楽しみです。
僕は2025年卒の代なので、去年1年は普通に会社員として働いていていました。一応、関西社会人リーグのチームには所属していたんですけれども、練習はほとんどなかったので。その分の1年のブランクがある、という認識です。

――このXHLセカンドシーズン、滋賀ブルーライズIHCに入団してXHLに挑戦しようと思った理由は?

やっぱり、ずっと小さい時から、アイスホッケーでプロ選手になりたいというのは夢ではありました。社会人になって働いてきた中で、こういうふうにまたチャンスが転がってきて……。あとは自分自身がどうするか、ということを自分なりに真剣に考えたときに、「チャレンジしたい」という思いがやはり強く、この滋賀ブルーライズIHCに入らせてもらいました。
XHLは、外から見ていても、特に名古屋オルクスさんが牽引されていて強いイメージがありました。会場の盛り上がりや雰囲気も、リーグが始まる前に言われていたよりも想像以上に華やかで盛り上がっている印象があったので、これからも楽しみなリーグだな、と思っていました。

アジアリーグがトップリーグとして存在していて、XHLはまた違ったニュアンスというかそれぞれの参加チームが地域に根ざしているイメージがあって。地域貢献もそうですし、いろいろなところで社会に繋がって貢献されているのをSNSでもよく見ていたので、競技性とはまた違った部分でも“意味”を持っているリーグなんじゃないかな、と思っています。

――今季からは、働きながらのプレーになります

新卒で社会人1年目からセキスイハイム近畿で働いています。滋賀ブルーライズIHCに入団して、デュアルプロとなることが決まった時に最初は、正直もう転職するしかないかな、とは思っていたんですけど、会社に相談させていただいたところ、上司の方に「それなら、ちょっと違う部署で、もうちょっと働きやすい、デュアルキャリアもできるところでやってみたらどう?」 と言っていただいて。

仕事内容としては、家を建てたオーナーさん向けに、メンテナンスやリフォームのご提案をしていく、アフターサポートの部署で働いています。去年は新築の部署だったんですけど、休みが火曜・水曜だったので、それだとどうしてもアイスホッケーとの両立は厳しかった。今の部署は休みが変わって、リーグ戦の日程にも合わせられるようなスケジュールだったので、こういうふうに今できている形です。本当にそこの部分は、会社の皆さんがめちゃくちゃ後押ししてくれていて。そして柔軟な働き方も受け入れてくれて、この会社を選んで本当によかったと、率直に思っています。

実はその勤務先であるセキスイハイム近畿が、今シーズンから滋賀ブルーライズIHCのトップパートナーにもなってくれたんです。スポンサーになっていただいたということは、チームにも、自分自身にも価値を見出してくれたのかなとも思っているので正直嬉しかったですし、ありがたく思っています。会社で働いて貢献することはもちろんですけれども、やはり氷上でのプレーの結果でしっかり恩を返していかないいけないと、改めて身が引き締まりました。

――チームからは得点力を期待されていると思います

そうですね。間違いなく自分に求められているのは、得点を奪い取るところだとは思っています。ただ、名古屋オルクスさんや東京ワイルズさんは去年よりも強くなっていて、その分、攻められる時間も長くなるとは思うのですが、まずはチームで大事にしている「みんなで守る」というところから始めていきます。そこから自分の得意な形で、ゴールに繋がるアシストやシュートまで持っていけたらと思っています。
いま僕は1つ目のラインでやっていて、練習試合でもかなり点が入っているので、今のフォワードラインでの攻撃のしやすさや、コンビネーションといった部分はハマっているんじゃないかな、とは思っています。
見てほしい僕のプレーは、やっぱり攻撃面ですね。パックコントロールは小さい時からずっと練習してきて、自分でも自信を持ってやっているところなので。そういう細かいパックコントロールから攻撃の形を作るところは、ぜひファンの方に見ていただきたいと思っています。

――東京ワイルズや名古屋オルクスには、元日本代表クラスの選手もいます

今までずっと関西でアイスホッケーをしてきたので、大学でプレーしているときでも、プロの方や、それこそ日本代表に入っている方々と試合をさせていただく機会は、ほとんどなかったんです。そういう高いレベルでホッケーができるということは、本当に自分のホッケー人生で、めちゃくちゃ貴重な時間だと思います。そこで何かを得て、また一つ成長できたら良いと思っています。
僕がXHLに入ったことで、大学の後輩たちが「XHLってどんな感じなんですか?」とか、興味を示してくれたりもしていて。2年前にはなかった選択肢なので……。自分がこうやってXHLのチームに入ることで、後輩たちの選択肢が増えていくなら、それは自分としても嬉しいことですし、後輩たちが続いてくれたらなお良いですね。

「アイスホッケーを続けられる選択肢ができることに、希望がある」

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――2シーズン年目を迎えるXHLに、どんな可能性を感じていますか

XHLのチームに入ってきている選手を見ても、その可能性は表れているんじゃないかなとは思いますけれども……。やはり一番のポイントは、多分、アイスホッケーをすることだけが人生の一番大事な部分じゃないとも思うんです。アイスホッケー人生が終わった後のことも、皆さん考えるでしょうし。東京ワイルズさんも名古屋オルクスさんも、我々滋賀もそうですけれども、働きながらデュアルキャリアでプレーを続けられるというところは、今までとはまた違ったXHLというリーグの魅力だなと思っていて。
過去にはプレーが上手くても、プロにあえて行かなかった選手が何人もいると聞いて『それは、すごく、もったいないなぁ』と率直に思っていました。そういうボーダーラインに近い位置にいる人たちに、もう一つアイスホッケーを続けられるという選択肢ができた、ということに関しては、すごく希望が見えてきた、というか、これからもこのリーグは大きくなっていくんじゃないかな、とも感じています。

――最後に、今季の目標と、ファンの皆さんへのメッセージをお願いします

チームとしては、去年勝てなかったので。まずは勝つというところは、個人でもチームとしても、絶対に成し遂げたいと思っています。個人としては、正直まだ、このXHLのレベルで通用するのかどうかわからない状態ではありますが、ファンの方々であったり、会社の皆さんからも、関西大学の時とは違った応援のされ方、期待のされ方をしていただいているので。本当にそれには感謝をしています。

そういう方々に、少しでも「応援してよかったな」「また見に行きたいな」「面白いな」と思ってもらえるようなプレーができる、そういう選手になりたいと思っています。まだ始まってすらいないので何も成し遂げていないですけれども。滋賀ブルーライズIHCのたくさんのファンの皆さんに愛してもらえるような選手になれるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。

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関西のスーパールーキー、そのデビュー戦での活躍を見届けよう。滋賀ブルーライズIHCのホーム開幕戦を、ぜひリンクで。

滋賀ブルーライズIHC ホーム開幕戦

2026年9月12日(土)18:30 faceoff

滋賀ブルーライズIHC vs 名古屋オルクス

木下カンセーアイスアリーナ

チケット購入: https://w.pia.jp/t/bluerise/

全試合日程: https://xhl.jp/games/