『なんだ、このホッケーは』と驚いてもらえる。そんな開幕戦にしたい 名古屋オルクス・佐藤育也監督

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XHL(EXTREME ICE HOCKEY LEAGUE)セカンドシーズンの開幕戦は、8月22日(土)。昨シーズンの初代チャンピオン・東京ワイルズのホームに、名古屋オルクスが乗り込みます。多くの新加入選手を迎え、「早いトランジション」を掲げて2年目のシーズンに臨む名古屋オルクス・佐藤育也監督に、今季のチーム作りと開幕戦への思いをうかがいました。

「相手に考える時間を与える隙もなく、どんどん攻めたい」

――XHLは2年目のシーズンに入ります。今年の名古屋オルクスを、どんなチームに仕上げていきたいですか?

補強という点では、新加入の選手を多く入れました。移籍前や学生時代に各カテゴリーの日本代表に入っていた経験のある選手たちです。
まずは、基本的な部分の底上げというところ。練習の細かな点から、試合のための練習環境にしていく。そのうえで今年は、早いトランジションでどんどん前に攻めるということをやりたいと思っています。相手に待つ時間、考える時間を与える隙もなく、どんどん攻めたい。そこにターゲットを絞ったドリルを数多くやっていますので、去年よりは……理想を言えば倍くらいのスコアリングチャンスを毎試合作っていく。そこをターゲットにして、日々の練習に取り組んでいるという形です。昨シーズンは、試合が進むにつれて展開のスピードがどんどん落ちていってしまった。そこは今年、はっきり変えていきたいところです。

「なんだ、このホッケーは」と驚いてもらえる、大事な一戦に

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――開幕戦は、昨シーズンの王者・東京ワイルズのホームに乗り込む一戦になります。いまはどんなお気持ちですか?

正直、楽しみです。もちろん我々も補強して強化してきた部分はありますけれど、それは東京ワイルズさんも同様で。どれだけ成長したかというよりは、どれだけこのXHLの開幕戦に向けて気持ちを高めてきたか、という勝負になると思います。
アイスホッケーは毎年、いろいろなシステムがどんどん確立されて、ものすごいスピードで成長しているスポーツです。日本で見たことのないプレーというものもあると思いますし、ワイルズの選手、ベンチスタッフ、フロント、それから観客の方に「オルクスはこういうホッケーをするんだ」「なんだ、このホッケーは!」というような驚きを、楽しみを見つけてもらえる。その一つのきっかけとなる、大事な一戦かなと考えています。

シーズンの終盤に向けて積み上げていって出すプレーというよりは、そういったところにも注目しながら見ていただきたい。ちぐはぐになる部分はもちろんあると思うんですけれど、今までにないようなものを見せられる、アイスホッケーファンを惹きつける試合になる。そういう開幕戦だと思っています。

――昨シーズンは、東京ワイルズの初めてのホームゲームで勝利しています。ワイルズの選手や監督に話を聞くと、いまでも「あれは悔しかった」と話題に出るそうです

あれも、選手が本当に頑張ってくれた結果です。ワイルズの選手やスタッフの方がそういう感情を持って過去を振り返ってくださるということは、私としては光栄というか。対戦相手としてしっかりリスペクトしてもらえているんだな、というところが、まず一つあります。そのうえで、開幕戦という大きな舞台をいただいたと思っていますので。チャンピオンチームと戦う。昨年の東京でのファーストゲームのように、ワイルズの選手をまたちょっとびっくりさせるような展開で、なんとか勝ちをもぎ取りたいと考えています。

――チームの手応えはいかがですか?

コンディションというか、メンタリティという内側のものは、かなり上がってきているかなと思います。

今年は「勢いで優勝しよう」というわけではなく、しっかりワイルズさんにも勝って、滋賀ブルーライズさんにも勝って、新規参入の北海道グルスさんにも勝って優勝しようという、明確なビジョンを持ってやっている。そこは非常に強いかなと思います。

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――注目してほしい選手を挙げるとすれば、どの選手でしょうか

フォワードに関しては、やはりワイルズから移籍してきた青山(晃大)ですね。我々にとって非常に脅威だった選手ですけれども、味方になれば非常に心強い。突破力があって、それに加えて犠牲心というか、味方が生きるためのプレーもできる。そういう意味でオルクスにフィットしてくれているかなというところで、古巣相手にかなり暴れてくれるんじゃないかと思っています。

それから、引き続きキーパーの丹治(大輝)。見ている人を驚かすようなキャッチングセーブであったり、アジアリーグの選手にも引けを取らないくらいのパックコントロールは必見です。アシストになるようなパスも出しますので、これはXHLでしか見られないプレーの一つかなとも思います。この若い2人には、ぜひぜひ注目してほしいなと思います。

「愛知・名古屋をアイスの街に」というターゲットは、ぶれていない

――今季は北海道グルスが新規参入しました。チームが増えたことを、監督としてはどう受け止めていますか。

非常に嬉しいというか、喜ばしいですね。同じアイスホッケーの考えを、そういったところを目指す団体が、チームが増えたというところがまず嬉しいですし、グルスさんの皆様には非常に感謝しております。
一方で、やはり私の地元でもありますので。アイスホッケーの火を消さないように、と。いまも少年少女たちの憧れだったり、目指す環境というところができたと私は思っていますので。その点も踏まえると、今回のことは釧路にとっても大きな一歩だと思いますし、XHLにとっても、すごく重要な年になるのかなと感じています。

――今年のチームスローガンについて教えてください。

「NEXT BRAVE ~さらなる勇敢さを~」という言葉を今季を迎えるにあたって発表しました。我々にとって、試合に勝つため、XHLのチャンピオンチームになるための取り組みは、もちろん選手もチームに取っても重要なところではあります。ただ、やはりチームを創設した時から変わらず、「愛知・名古屋をアイスの街に」という文化から作っていこうという理念というか、ターゲットはぶれていません。勝ちにこだわる、それはもちろんある。あるけれども、その中でも、しっかりとしたアイスホッケーを愛知県で作る。

東京であったり、滋賀であったり、北海道・釧路であったり、そういった遠征先でも、「愛知県名古屋市のスポーツチームとして、こういう取り組みをしていますよ」というのが、しっかり伝わるような形にしていきたい。ありがたいことにスポンサーさんもかなり増えていますので、チーム愛知として、全国のアイスホッケーファンの方々、また、まだアイスホッケーという競技を知らない方も巻き込む勢いで、アイスホッケーの文化をしっかり作って盛り上げる覚悟だという、その意思表示をしていきたいと思っています。

――最後に、XHLファンに向けてメッセージをお願いします。

まずは、アイスホッケーを見る機会を皆さんに作っていただいて、非常に感謝しております。会場に通っていただく、もしくは今年もGAORAでの配信がありますので、昨季に引き続きぜひXHLを見ていただきたいです。
そのうえで、毎年入れ替わる選手であったり、今年は新規参入のチームもありますので、昨年にはないプレーだったり、新たな発見というところが非常に楽しめるリーグになるかなと思います。もちろん推しの選手だったり、推しのチームだったり、いろいろあると思うんですけれども、時間がある限り、XHLというリーグのすべての試合を見ていただいて。その中で、可能であれば名古屋オルクスを応援していただきたいなと思っております。

名古屋のファンの皆さんには、ホームゲームでしっかり勝つ試合をお届けしたいですし、アウェイ戦にしても、しっかりと戦っている姿をお見せする。そこにこだわっていきたいです。ぜひリンクに足を運んでいただきたいと思っています。

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さあ、興奮の瞬間はもうすぐ。XHLセカンドシーズンの開幕を、ぜひリンクで。

【XHL 2026-2027 開幕戦】2026年8月22日(土)14:00 faceoff
東京ワイルズ vs 名古屋オルクス@ダイドードリンコアイスアリーナ

チケット購入: https://w.pia.jp/t/wilds/

全試合日程: https://xhl.jp/games/

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